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「糖尿病があると胃がんリスク1.6倍?」放置は危険!専門医が教える胃カメラの重要性

「持病の糖尿病があって通院中だけれど、がんの検査までは手が回っていない」
「なんとなく胃のあたりが重いけれど、胃カメラは苦しいイメージがあって気が重い……」

このようなお悩みをお持ちではありませんか?

現在、日本国内では糖尿病の患者数が増加傾向にありますが、実は「糖尿病の方は胃がんリスクが高い」という事実があまり知られていません。大規模な疫学調査(JPHC研究)によると、糖尿病のある方はそうでない方に比べ、胃がんの発症リスクが男性で1.23倍、女性で1.61倍高まることが報告されています。

しかし、「以前受けた検査がつらかったから」と胃カメラを遠ざけてしまう方も少なくありません。今回は、なぜ糖尿病で胃がんリスクが高まるのか、そして当院で提供している「苦痛を抑えた安心の胃カメラ検査」について、消化器・内視鏡の専門医の視点からわかりやすくお伝えします。

胃の不快感=胃がん?念頭に置くべき病気とは

糖尿病の方は、体内のインスリン作用不足を補おうとしてインスリンが多く分泌される「高インスリン血症」や成長因子の増加などが背景にあり、腫瘍細胞が増殖しやすい(がん化しやすい)環境ができていると考えられています。また、同時に血糖コントロールの影響で胃の動き自体が鈍くなり、胃もたれや不快感を生じているケースもよく見られます。

さらに、みぞおちの違和感は胃だけでなく、胆のうや膵臓といった他の臓器からのサインである場合も珍しくありません。だからこそ、「いつから症状があるか」「体重が減っていないか」「どんな飲み薬を使っているか」といった背景を総合的に伺いながら、丁寧に対応を進めていく必要があります。

見逃してはいけない!胃カメラを検討すべきタイミング

胃がんは早期の段階では自覚症状がほとんどありません。そのため、症状の有無だけで「大丈夫」と判断するのは非常に危険です。

ただし、次のような変化がみられる場合は、決して自己判断で放置せず、早めの検査をお勧めしています。

  • 長引く胃の痛み・胃もたれ・不快感
  • 食欲不振や、急激な体重減少
  • 食事が胸につかえる感じがする
  • 黒っぽい便(黒色便)が出た、貧血を指摘された

「次回の定期検診まで待とう」と先延ばしにするのではなく、以前はなかった不快感が継続したり、徐々に強くなったりしている場合は、できるだけ早く医療機関を受診してください。

なお、症状がない方でも、50歳以上の方は2年に1回の定期的な胃がん検診(胃部X線または胃内視鏡)が推進されています。

なぜバリウムより胃カメラ?内視鏡専門医が勧める理由

胃がん検診には「バリウム検査(胃X線検査)」と「胃カメラ(胃内視鏡検査)」の2種類がありますが、確実な診断力を求めるなら断然胃カメラが推奨されます。実際の大規模調査でも、胃カメラ検査を受けた方は胃がんによる死亡リスクが61%減少したというデータが示されています。

理由としては、粘膜を直接観察することができ、色や表面の微細な変化、わずかな凹凸まで精密に確認することが可能です。

また、バリウム検査で影が見つかった場合、結局は再検査として胃カメラを受けることになります。最初から胃カメラを選択することで、一度の手間で正確な状態を把握できる点が大きな強みです。

「胃カメラは苦しい」というトラウマをお持ちの方へ

過去に受けた胃カメラで「オエッとなって苦しかった」「痛くて二度と受けたくない」とトラウマになっている方もご安心ください。当院では、検査の苦痛を最小限に抑えるための多様な選択肢を用意しています。

◆ 当院の苦痛に配慮した選択肢

・鎮静剤を使用した痛みの少ない検査:
うとうとと眠っているような状態で、リラックスして検査を終えられます。
※鎮静剤を使用された当日は、お車や自転車の運転ができませんのであらかじめご了承ください。

・細いカメラによる経鼻内視鏡:
鼻からカメラを挿入するため、舌の奥が刺激されにくく、咽頭反射(オエッとなる嘔吐反射)を劇的に抑えられます。

「以前、何がどのようにつらかったのか」をお聞かせいただければ、患者さん一人ひとりの体調やご希望に合わせた最適な方法をご提案いたします。

お気軽にご相談ください

東淀川区の地域医療を支えるクリニックとして、みなさまの胃腸の健康と安心を守ることが私たちの使命です。糖尿病などの持病をお持ちの方も、以前の検査でつらい思いをした方も、まずは一度当院へご相談ください。

早期発見・早期治療のために、私達と一緒にご自身のからだに向き合ってみませんか?Webからのご予約・事前相談も随時受け付けております。


出典・参考:
糖尿病の人は「胃がん」リスクが高い 胃カメラ検査は効果が高い 定期的な検査が大切 | ニュース | 糖尿病ネットワーク