玉谷クリニックの痔|東淀川区・上新庄の内視鏡検査

〒533-0004 大阪市東淀川区小松1丁目7番地15号

HEMORRHOIDS

痔とは

早期治療で快適な日常生活を
お過ごしいただけます

痔は日常生活に支障をきたす可能性が高い肛門の病気です。肛門の状態によって、肛門周辺に血管のこぶができる痔核(いぼ痔)、肛門周囲の皮膚が切れる裂肛(切れ痔)、肛門周囲が化膿し膿が溜まった痔瘻(あな痔)に分かれます。どのタイプの痔か十分に精査し、適切に治療を行うことで日常生活を快適にお過ごしいただけます。

こんな場合はご相談ください

  • 肛門が痛い
  • 肛門に膿が溜まっている
  • 肛門から出血がある
  • 過去に痔になったことがある
  • 肛門が切れている
  • 痔をくり返している
  • 肛門にいぼがある
  • 痔を完治させたい

痔の原因

いぼ痔になる原因

痔核は肛門の内側にできる内痔核と外側にできる外痔核に分類されます。いずれも、排便時に強くいきんだり、事務作業やデスクワークなどで長時間座ったりすることで肛門に大きな負担がかかり、発症します。また、肛門の血流悪化によって発症リスクが高まることもあります。

切れ痔になる原因

裂肛は便秘などで硬い便を排出しようとして、肛門に強い圧力がかかり、発症するケースがほとんどです。裂肛を防ぐためには便秘の改善が必要です。こまめに水分補給を行い、過度なダイエットを控えるようお伝えする場合もございます。

痔瘻になる原因

痔瘻は肛門周囲で細菌感染が起こり、化膿することで膿が溜まり発症します。発症リスクを高める要因として、下痢やアルコールの過剰摂取、ストレスなどがあげられます。心当たりのあるかたは、日頃から注意することで発症を防ぐことが可能です。

痔の症状

痔核

痔核は内痔核と外痔核で症状が異なります。内痔核の主な症状は、排便時の出血や残便感(便が残っているような感覚があること)です。一方、外痔核の症状は、痛みや腫れ、出血、血栓などです。出血がひどいと、貧血を引き起こす場合もあります。

裂肛

裂肛の主な症状は、排便時の痛みや出血です。肛門の状態によって、排便後も痛みが持続することがあります。出血はあまり多くないのが特徴です。

痔瘻

痔瘻は肛門周囲に感染が起きることで、激しい痛みや発熱を伴うことがあります。症状が重くなると、椅子に座っていることが難しく、日常生活に大きく影響を及ぼします。

痔の検査

視診・聴診・打診・触診

肛門の状態を詳しく精査するために、さまざまな手法で診察することは重要です。当院では、肛門の状態を目で確認する視診、聴診器で腹部の音を聞く聴診、肛門周囲の皮膚状態や痛みの部位をチェックする打診・触診を行い、さらなる精査を進めます。

大腸カメラ

他の疾患との判別や腸内の状態を確認するために大腸カメラ検査を行う場合がございます。当院では、内視鏡検査の専門医による大腸カメラ検査を実施しています。検査には眠くなる薬を注射する静脈内鎮静法を導入し、患者さんの負担軽減に努めております。

痔の治療方法

薬物療法

痔のタイプや状態に応じて、軟膏や坐薬などの薬物療法を行います。また、痔の悪化リスクである便秘をコントロールするために、下剤の処方や生活習慣の改善の必要性をお伝えさせていただきます。薬物療法で症状が改善が難しい場合は、外科的治療を検討します。

外科的治療

薬物療法の効果が乏しい場合や症状が強い場合は、手術による治療を行います。痔核には、手術で瘤を除去します。裂肛には、慢性化により肛門が狭窄している場合に手術の検討を行う場合があります。痔瘻は手術をしないと改善が難しいため、状態に合わせた術式で手術を実施します。
また、医師が必要と判断した場合には専門医療機関をご紹介いたします。