大腸がん|内視鏡専門サイト|東淀川区・上新庄の内視鏡検査クリニック 玉谷クリニック

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疾患 DISEASE

大腸がんとは

大腸がんは、大腸にできる悪性腫瘍です。 初期の段階では、自覚症状がほとんどないことが多く、気づかないうちに進行してしまうケースが多い病気です。そのため、定期的な検査を受けることが非常に重要になります。 **日本では、近年大腸がんの患者数が増加しており、**国立がん研究センターのデータによると、2020年には年間約14万8千人が大腸がんと診断され、2022年には約5万3千人が大腸がんで亡くなっています。これは、がんによる死亡原因の第2位にあたり、決して他人事ではありません。 特に、50歳以上になると罹患率が急増するため、この年代の方は特に注意が必要です。 玉谷クリニックでは、最新の内視鏡設備と経験豊富な医師による丁寧な検査で、大腸がんの早期発見・早期治療に力を入れています。

大腸がんの原因

大腸がんの原因は、まだ完全には解明されていませんが、様々な要因が考えられています。 特に、以下のような生活習慣との関連が指摘されています。 ・食生活の欧米化:肉類や脂肪分の多い食事、食物繊維の不足 ・運動不足: 身体を動かす機会の減少 ・肥満:過剰な体重増加 ・喫煙:タバコに含まれる有害物質の影響 ・飲酒:アルコールの過剰摂取 また、遺伝的な要因も無視できません。家族に大腸がんになった人がいる場合は、発症リスクが高くなる可能性があります。

大腸がんの症状

大腸がんの症状は、初期段階ではほとんどありません。進行すると、下記のような症状があらわれることがあります。

こんな場合はご相談ください

  • 腹痛がある
  • 下痢が続く
  • 便に血が付着している
  • 便が赤黒い
  • 便秘が続く
  • 貧血がある

大腸がんになりやすい人の特徴

食生活の欧米化が進んでいる人、運動不足の人、肥満の人、喫煙習慣がある人、飲酒習慣がある人などは、大腸がんになりやすい可能性があります。

大腸がんの検査

大腸がんの検査は、スクリーニング検査である便潜血検査と精密検査である大腸カメラ検査があります

便潜血検査

便に含まれる目に見えない血液(潜血)を調べる検査です。 簡便で自宅でできる検査ですが、ポリープや早期がんを発見できない場合があります。 精度を高めるために、2日分の便を採取する検査が推奨されています。 どちらか1回でも陽性となると大腸がんの可能性が考えられるため、大腸カメラを受けましょう。

大腸カメラ

肛門から内視鏡を挿入し、大腸の内部を直接観察する検査です。 ポリープやがんを直接確認できるため、最も精度の高い検査です。 検査中にポリープが見つかった場合は、その場で切除することも可能です。 大腸がんの可能性がある場合や、40歳を過ぎても大腸カメラ検査を受けたことがない場合は、早めに受診し大腸カメラ検査を受けましょう。

大腸がんについてのQ&A

Q

大腸がんの初期症状は?

大腸がんの初期には、自覚症状はあまり多くありません。そのため、早期発見が難しい病気と言われています。 がんが進行してくると、下記のような様々な症状が現れることがあります。 ・血便がでる ・便潜血陽性 ・便が細くなる ・体重が減少する ・貧血がある ・強い腹痛が治まらない ・お腹が張る(腹部膨満感) ・おならが多く出る また腸閉塞といって、大腸がんにともなって腸が詰まってしまう状態になることもあります。

Q

大腸がんはどうやって気づくのですか?

大腸がんは、以下のような症状で気づくことが多いです。 ・血便がでる ・便潜血陽性 ・便が細くなる ・体重が減少する ・貧血がある ・強い腹痛が治まらない これらの症状に気づいたら、早めに医療機関を受診しましょう。

Q

大腸がんの手遅れの症状は?

大腸がんが進行すると、以下のような症状が現れることがあります。 ・血便がでる ・便潜血陽性 ・便が細くなる ・体重が減少する ・貧血がある ・強い腹痛が治まらない これらの症状が認められる場合、大腸がんが進行している可能性があります。 しかし、進行大腸がんと診断されても、発見後すぐに適切な治療を開始すれば、根治の可能性はあります。(ただし、転移や病状の度合いによっては、治療が難しくなることもあります) 手遅れになる前に、40歳を過ぎたら、定期的に大腸カメラ検査を受診しましょう。

Q

大腸がんの一番の原因は何ですか?

大腸がんは、大腸ポリープ(良性の腺腫性ポリープ)を放置することで悪性化し、大腸がんとなることが多いです。 大腸ポリープは、大腸の粘膜にできる隆起物です。 ほとんどのポリープは良性ですが、一部のポリープは、時間をかけてがん化することがあります。 また、炎症性腸疾患(IBD)の関連疾患としても、大腸がんが挙げられます。 炎症性腸疾患(IBD)とは、クローン病や潰瘍性大腸炎などの、腸に炎症が起こる病気の総称です。 炎症性腸疾患(IBD)を患っている人は、継続的に適切な治療を続け、症状をコントロールしていない場合、大腸がんのリスクが高くなることが知られています。 その他、生活習慣も大腸がんの発症に影響を与えると考えられています。 食生活の欧米化、過度な飲酒、家族歴なども、大腸がんのリスクを高める要因となります。

大腸がんがご不安な方は、玉谷クリニックの消化器専門外来へお越しください

当院では、経験豊富な医師が、専門性の高い診療と最新の内視鏡設備を用いて、苦痛の少ない内視鏡検査を行っております。 症状や内視鏡検査について、ご不安な点やご質問などございましたら、お気軽にお問い合わせください。