〒533-0004 大阪市東淀川区小松1丁目7番地15号

消化器内科 GASTROENTEROLOGY

消化器内科について

高い専門性を活かした
丁寧な診療をご提供

消化器内科では、患者さんのお話を丁寧にお伺いした上で、一人ひとりの症状に合わせた診療をご提供いたします。消化器官は、食道・胃・十二指腸・小腸・大腸・肝臓・胆嚢・膵臓など多岐にわたるため、専門性を活かした診療で不調の原因を追求し、的確に治療いたします。

こんな場合はご相談ください

  • 腹痛がある
  • 便秘や下痢がある
  • お腹が張りやすい
  • 便に血が付いていた
  • 胸やけや胃もたれがある
  • 喉や胸に違和感がある
  • 吐き気や嘔吐がある
  • 検診で異常を指摘された

胃カメラ・大腸カメラについて

腹部エコー・胃カメラ・大腸カメラで
身体を内側から丁寧に検査します。

胃や食道、大腸などの消化器官は、一つひとつの構造が複雑であるため、レントゲンやCTだけでは十分な診断ができない場合もあります。当院は、より的確な診療を行うために腹部エコーや胃カメラ・大腸カメラを導入しており、病気の早期発見・治療に尽力しています。ささいな体調変化も、お気軽に当院へご相談ください。

腹部エコー

腹部エコーは、専用の機器を当てることで胃や大腸などの異変を確認する検査方法です。身体への負担が少ないため、スクリーニング検査として実施することもあります。

胃カメラ

胃カメラは、口または鼻から専用スコープを挿入し、食道・胃・十二指腸の異変を確認するために行います。当院では痛みや負担に配慮した検査をご提供しています。

大腸カメラ

大腸カメラは、専用スコープを用いて大腸の異変を確認するために行います。当院は静脈内鎮静法を用いて寝たまま大腸カメラ検査を受けていただくことが可能です。

玉谷クリニックの
消化器専門外来の特徴

最新設備による
苦痛を最大限に抑えた検査

腹部エコー、胃カメラ大腸カメラなどの最新設備を導入し、精密な検査を行います。負担を軽減するため、鎮静剤を使用し眠ったような状態で検査することも可能です。

消化器内科の専門医による
患者さんに寄り添った診療

当院の消化器内科では、患者さんに寄り添った診療を心がけております。豊富な経験と知識をもつ専門医が、患者さんのお話を丁寧にお伺いした上で、一人ひとりの症状やライフスタイルに合わせた検査・治療をご提供いたします。胃もたれや胸やけ、腹痛などの不調を感じた場合は、お気軽にご相談ください。

内視鏡検査に特化した医院で
検査から治療まで適切に対応

当院は、内視鏡検査に特化することで専門性の高い医療をご提供しております。内視鏡を用いた検査から治療まで幅広く対応できる体制を整えており、症状に合わせた適切なアプローチを行います。胃カメラや大腸カメラが初めてのかたも、当院へお気軽にご相談ください。

こんな場合はご相談ください

これらの症状でお悩みの方は、
一度当クリニックにご相談ください。

主な消化器疾患

逆流性食道炎

食道と胃の境目にある食道下部括約筋がうまく機能せず、胃酸が食道に逆流することで、食道に炎症が起こる病気です。胸やけ胃もたれ、酸っぱいげっぷ、呑酸(口の中に酸っぱい液体が上がってくる)、胸の痛み、咳などの症状が現れます。放置すると食道狭窄やバレット食道を引という別の疾患を引き起こす可能性があります。

機能性ディスペプシア

胃カメラなどの検査で異常が見つからないにもかかわらず、胃の不快感が続く病気です。胃痛腹痛、みぞおちの痛み、胃もたれ、早期満腹感(少し食べただけでお腹いっぱいになる)、食後の膨満感などの症状が現れます。ストレスや不規則な生活習慣などが原因となることが多いと考えられています。

アニサキス症

アニサキスという寄生虫が、サバ、イカ、アジなどの魚介類に寄生しており、それらを生で食べた際に、胃や腸の壁にアニサキスが刺入することで起こる病気です。食後数時間後に激しい胃痛腹痛吐き気、嘔吐などの症状が現れます。アニサキスが腸に刺入すると、腸閉塞などを引き起こす可能性があります。

過敏性腸症候群

ストレスや不規則な生活習慣、食生活の乱れなどが原因で、腸の運動や分泌機能に異常が起こる病気です。腹痛下痢便秘、ガス、腹部膨満感、残便感などの症状が現れます。 下痢便秘を繰り返す場合や、排便によって症状が改善する場合もあります。

クローン病

口から肛門までの消化管のどこにでも炎症が起こる病気で、特に小腸や大腸に多く見られます。腹痛下痢血便、発熱、体重減少、貧血、肛門周囲の痛みや膿瘍などの症状が現れます。腸管に狭窄や瘻孔(ろうこう:腸管に穴が開く)などの合併症が起こる可能性があります。

潰瘍性大腸炎

大腸の粘膜に炎症が起こり、びらんや潰瘍ができる病気です。血便下痢腹痛、粘液便、残便感、貧血などの症状が現れます。重症化すると、中毒性巨大結腸や大腸がんのリスクが高くなります。

肛門周囲の血管が腫れて、いぼ状になったり、出血したりする病気です。排便時の出血、痛み、かゆみ、肛門周囲の腫れ、異物感などの症状が現れます。便秘や下痢、妊娠、出産、長時間の座位などが原因となることが多いです。

胃がん

胃の粘膜に発生する悪性腫瘍です。早期胃がんではほとんど症状がありませんが、進行すると胃痛、腹痛、食欲不振、体重減少、吐き気、嘔吐、黒色便、貧血などの症状が現れます。ヘリコバクター・ピロリ菌の感染、喫煙、塩分の多い食事などがリスク因子となります。

大腸がん

大腸に発生する悪性腫瘍です。早期大腸がんではほとんど症状がありませんが、進行すると血便、下痢、便秘、腹痛、貧血、体重減少などの症状が現れます。食生活の欧米化、運動不足、肥満などがリスク因子となります。

肝臓がん

肝臓に発生する悪性腫瘍です。早期肝臓がんではほとんど症状がありませんが、進行すると黄疸、腹痛、食欲不振、体重減少、倦怠感、発熱などの症状が現れます。B型肝炎ウイルスやC型肝炎ウイルスの感染、アルコールの過剰摂取などがリスク因子となります。

膵臓がん

膵臓に発生する悪性腫瘍です。早期膵臓がんではほとんど症状がありませんが、進行すると腹痛、黄疸、背中痛、体重減少、食欲不振、倦怠感などの症状が現れます。喫煙、糖尿病、慢性膵炎などがリスク因子となります。

これらの疾患以外にも、さまざまな消化器疾患があります。気になる症状がある場合は、玉谷クリニックの消化器専門外へお気軽にご相談ください。

肝臓・胆のう・膵臓について

異変や症状を自覚しにくい臓器です

肝臓・胆のう・膵臓の病気は、初期症状が出にくく、異変を自覚することが難しいといわれています。症状が出る頃には、病気が進行しているケースも珍しくないため、少しでも体調不良を感じた場合は早めに受診することが大切です。当院では、患者さんの症状を見極めた適切な診療をご提案いたします。

肝臓

肝臓とは

肝臓は、体内の代謝や解毒に関わる重要な臓器です。お腹の右上に位置しており、身体に必要な栄養素の分解・貯蔵、アルコールや薬物に含まれる有害物質の解毒・排泄、胆汁の産生などの機能を担います。沈黙の臓器と呼ばれており、異常が見つかりにくいのが特徴です。

こんな場合はご相談ください

  • 飲酒の習慣がある
  • 疲れやすく、だるい
  • 肝臓の病気になった家族がいる
  • 食欲がない
  • 採血で精密検査をすすめられた
  • 目や皮膚が黄色い(黄疸)
  • B型肝炎ウイルスキャリアである
  • 手のひらが赤い(手掌紅斑)

主な疾患

  • B型肝炎
  • 脂肪肝
  • C型肝炎
  • 薬物性肝障害
  • アルコール性肝炎
  • 肝硬変
  • アルコール性肝線維症
  • 肝臓がん
胆のう

胆のうとは

胆のうは、食べ物の消化に役立つ胆汁を貯蔵・濃縮する臓器です。肝臓で作られた胆汁は、胆管と呼ばれる道を通り、胆のうに蓄えられます。食事の際に胆のうから胆汁が排出されることで、脂質の多い食事もスムーズに消化できるようになります。

こんな場合はご相談ください

  • 発熱がある
  • みぞおちが痛む
  • 吐き気や嘔吐がある
  • 右脇腹が痛む
  • 体重が減った
  • お腹にしこりがある
  • 目や皮膚に黄色みがある
  • 便が白っぽい

主な疾患

  • 胆のう炎
  • 胆のう線筋症
  • 胆のうポリープ
  • 胆のう結石
  • 胆のうがん
  • 総胆管結石
  • 胆管がん
  • 肝内胆管結石
膵臓

膵臓とは

膵臓は、炭水化物や脂質、タンパク質などを分解する膵液を産生する臓器です。膵液には消化を促すはたらきがあります。また、インスリンと呼ばれる血糖値を下げるホルモンを分泌することで、血糖値の調節を行っています。膵臓の機能低下により糖尿病リスクが高まります。

こんな場合はご相談ください

  • 食欲不振である
  • 腰や背中が痛む
  • 体重が減った
  • 全身がだるい
  • 上腹部に痛みがある
  • 糖尿病が悪化した
  • 目や皮膚に黄色みがある
  • 検診で再検査を指示された

主な疾患

  • 急性膵炎
  • 自己免疫性膵炎
  • 慢性膵炎
  • 糖尿病
  • 膵のう胞
  • 膵管内乳頭粘液性腫瘍
  • 膵臓がん
  • 膵臓神経内分泌腫瘍